豚まんごときで

9時ごろ布団に入り17時ごろ布団から出た。15時に起きたかったのだが遅くなってしまった。しかしまあ、まだ台所もギリギリ空いているということで、がんばって起きた。

前日から、起きたらまず豚まんを食おうと思っていたのだ。しかし豚まんはなくなっていた。母親に聞くと食べたらしい。べつに母親が食べたことは問題ない。期待していたので正直がっかりはしたが仕方のないことだ。しかし母親は「古くなっていたので無理して食べた、不味かった」と言った。古くなっていたといっても買ってきて2日しか経っていない。だから俺はその理由は嘘だとわかった。まあ多分そのように言った方が、期待していた物がなくなってしまい落胆している俺の溜飲も下がりやすいと思ったのかもしれない、あるいはそのように言わないと自分が責められるような気がしたのかもしれない。しかし俺はその嘘が気に入らなくて、べつに俺は怒ってもいないのに嘘を付いてまで言い訳されているような気がして、母親を責めるような言い方をしてしまった。すると母親は逆ギレをした。すると俺はもう腹が立ってしまい、まくし立てる様に徹底的に母親を論破しようとしてしまった。かなりしつこく言ってしまった。たかだか豚まんごときでだ。しばらくすると、かりに母親が嘘を付いていたとしても、そんなもん許してやれよと、どんだけ心狭いんだよと、思えてきた。というのもその後、Twitterを見ていると、とても理不尽な人間、卑怯な人間が散見されたのだ。なんだ、母親の嘘なんて、弱さなんて、些細なことじゃないか。世界で唯一俺の味方になってくれる存在なのに、もう老人で弱っているのに、なんであんな言い方をしてしまったんだろうと思えてきた。しかし、謝りたいなと思っても謝ることもできず。かといって、ここにこうやって書くことが免罪符になるはずもなく、それどころかこれが免罪符になると錯覚することで実質的な償いを放棄しかねないわけで、まあむしろ書かない方がいいのだが、思わず書いてしまった。

もう今日は日記はいいや。寝た時間と起きた時間だけ書けば十分だろ。どうせ今日も何もできなかったし。