最近何をしているのかというと、何もしていない。
しかし何かをしようとはしている。ただ、その何かはやる必要のないことではと薄々感じている。強迫的にやる必要があると思い込んで拘っているだけな気がしてならないのだ。
その何かとは主に“整理”だ。整理をしなきゃいけないと思い込んでいる。
いや、整理はした方がいいのは確かなんだが、とっととアルバイトなりを始めて社会復帰の足かせを掴むのが先だろと、もし俺が俺を客観的に見るとしたら俺もそうアドバイスするだろう。
でもその前に整理をしなきゃと考えてしまう。
整理といっても俺の気力の無さ、集中力の無さ、拘りの強さ、頭の悪さ、などを考慮すると少なくとも5年ぐらいは掛かってしまいそうだ。じゃあとっとと整理を止めて働けとなる。わかってはいる。わかっているつもりだけなんだけど。
ちなみに、整理って具体的に何のかというと、例えば、何年もため込んだ郵便物、俺の部屋にあるものと、父の部屋に隠されているものの発掘と、考えただけでも気が思いやられる。あるいはPC上にあるメモやデータ。俺のデスクトップは無秩序なファイルアイコンで埋め尽くされている。あとは壊れた家電の処理などもある。
父親がため込んでいるものが特に厄介だ。手出しできない。じゃあ今は緊急のもの以外は放置して、父親が死ぬなりしてからまた考えればいい、となるわけだが、ある程度は出来る部分もありそうな気がしてそこだけはやっておきたい、とかも考えてしまう。しかしそのある程度ってのはどこまでなんだ、というのもある。てか結局いつも無気力で全然手が進まないので放置するのが一番潔くて良いのかもしれない。
こんなバカなことを考えてダラダラしている。
