まず、昨日の記事にコメントくれたななしさん、母親は今日病院に行って検査してきました。脳に異常はなしとのこと。腰痛が悪化して脚にきてるのではとのことでした。ありがとございました。
ところで、昨日の記事では通院時の心境を書いたのだが、診察の詳細を書いていなかった。そこで、今のうちに備忘録として書いておこうと思う。
診察室へ入る
医「こんにちわー」
カーテン越しだったからか入室してすぐ氏名を言う必要があったからか俺はこんにちわと返すタイミングを逃した。カーテンをくぐってから「お願いします」と小声であいさつした。
椅子に座る
医「どうですか?」
俺「外側の傷は閉じてるみたいです、内側は分かりません」
医「そうですか」
触診開始
医「ちょっとゼリー付けますねー」
指を入れられる。巧いのか相変わらず痛みはほとんどないし一瞬で終わる。
医「肛門鏡入れますねー」「うん、大丈夫」
俺「よかったー」
椅子に戻る
医「今日で最後ですね、あとは受付でアンケート渡すのでそれだけお願いします、もしまた何か異常があったら来てください」
俺「ありがとうございます」「中の傷も閉じてますか?」
医「はい、閉じてます」
俺「ありがとうございます」
ここでこの日はじめて主治医と目があった気がする。相変わらず目力がある。ドーパミン量が安定している人間の目だ。ちなみに顔は椎名桔平に似ている。
ドーパミン量が安定しない俺は診察室を出るときカーテンに絡まってあたふたした。看護師が笑っていた。看護師に助けられつつ絡まったカーテンから脱出してドアを出てから最後にもう一度「ありがとうございます」と言った。距離的に主治医に聞こえるか聞こえないか程の小声で言ってしまったのが悔やまれる。しかし最後も一瞬だけ椎名と目があった気がした。
もっと気持ちを込めてありがとうございますと言いたかったな。なんというか、椎名とは最初会ったときはとても雰囲気も温和な感じだったのだが、術後の通院を重ねていくうちに、なんだか心が離れていくというか、話づらい雰囲気になってしまっていたんだよな。それで今回もあまりにも打切棒というかそっけない完治宣言だったのと、俺自身もあまりにもの極度の緊張からの拍子抜けで、あっけらかんとしたラストになってしまったな。
だからけっきょく今回も聞きたいことも聞けなかったな。3ヶ所くり抜いたうちの特に肛門の右上あたりがすごく硬いんだよな。これが違和感の原因じゃねーのかなと。手術跡なのでこんなもんかなとも思うのだが、調べてみるとケロイドなどになっている可能性もあるらしく、聞いときゃよかったなとまた後悔。
ちなみに受付でのアンケートは、便の漏れや出血、膿の有無などを確認するものだった。以前12年前に手術した病院では通院最終日は肛門圧の検査をして終了だったのだがこの病院はアンケートということか。病院によって違うのか時代によって違うのかわからんが。