久しぶりに病院に行ってきた。1ヵ月半ぐらいぶり。
そこでちょっと嫌なことがあった。いや、結構嫌なことがあった。
とりあえず以下に担当医とのやり取りを書いてみる。
診察室に入って早々
医「どうですか?」
俺「傷はまだあるみたいです」
医「ハハ(笑)とりあえず見てみましょう」
椅子に座ることなく処置台へ
医「痛みはどうです」
俺「痛みは大丈夫です」
医「よかったです」
触診
医「うん、中は柔らかいし、うんうん(柔らかいほうがいいっぽい)」
「傷(外側の)はあとちょっとですね、もし診察が1週間あとだったら大丈夫だった(もう完治していた)かもね」
「ちょっとごめんなさいねー(肛門右側に何らかの処置をされる)」
「ちょっと肛門鏡入れますねー」
ここで若干空気が変わった気がした、担当医のテンションが変わった気がした
一通り終えて処置台から降り椅子へ
医「ちょっと中にね、傷があるみたいなので、軟膏を出すので塗ってください、朝晩の1日2回で、指で入れるのはむずかしいと思うので綿棒につけて入れてください」
俺「はい、傷はどこら辺の位置ですか?」
医「え、どこでもいっしょですよ、綿棒入れると全体に塗れるので」
俺「右とか左とか、上とか下とか」
医「あー上(背中側)ですね」
俺「深さはどれくらいです」
医「2~3cm(4cmだったかも)ぐらいですね」
俺「つけるタイミングはどうしましょう?排便後とかがいいです?」
医「そういうのは気にしなくていいです朝晩の2回で」
俺「痔瘻の穴とかではないですか?」
医「痔瘻の穴ではないと思うよ」
「はい、じゃあ次1ヵ月後でいいですか」
俺「はい」
この時点で担当医はそっけない感じ、はよ出ていけみたいな雰囲気、診察室を出るときありがとうございましたを言うタイミングもなし(スタッフと軽い打ち合わせのようなことはじめたので)
なんかこの感じ、以前もあった気がする。3年半前、痔瘻再発を疑ってこの病院で診察を受けたとき(今の担当医とは違う医師だったけど)、痔瘻じゃない、再発はしていない、粉瘤だと思うよ、とのことで帰された。このときもそっけない感じだった、診察室を出るときありがとうございますを言うタイミングもなかった。
しかし3年後、腫れと痛みでどうにもならず再度受診、痔瘻は複雑化していた。
凄く心配だ。
思うに、また再発してんじゃねーかなと思ってる。
3年半前に誤診した医師は全国の肛門科医のなかでも超が付くほどの名医だ。しかし俺は、これが粉瘤だとは思えないと、うすうす感じていた。結果やはり違った。自分自身の体の感覚の方が正しかったわけだ。
今回も似たようなものを感じる。
というのも、10月初旬に手術をした。しかし、ツイートやこのブログにも書いていたが、術創が閉じていく過程でずっと違和感があった。
手術前、右臀部や右脚への違和感があった、ストレッチをしなければ腰痛などもよく出ていた、そして決定的におかしかったのが座った際に感じる右臀部内の異物感、何かがある、そう感じていた。それは非常に気持ちの悪いもので、数十秒おきにポジションをずらしたり、足を組んだりせずにはいられず、じっとしていられなかった。
それらの症状が術創が閉じていく過程で蘇ってきたのだ。事実、今日病院から帰るとき、電車の座席に座っていたのだが、明らかに普通の感覚ではなかった。右臀部の違和感、何かがある、そして診察の際には痛みはないと言ってしまったが、電車の座席に座ると痛みを感じていた。そして家に帰って尻にあてていた30cmナプキンをチェックするといつもよりも明らかに膿、浸出液のようなものが多くついていた。右臀部にたまっていた膿が押し出されたのでは。
この状況と、今日の診察で発覚した肛門内部の背中側に傷があるという事実、これらから再発は濃厚だと思っている。ちなみに痔瘻の手術前にあった痔瘻の一次口の位置もまさに背中側であったのだ。つまり括約筋温存術によって処置された一次口が再度開いているのでは。そして担当医の態度、これも気になるところ。再発している可能性を担当医も疑っているように感じた。
おそらく次回1ヵ月後の診察の際にも、もし外側の傷口と内側の傷口が閉じていなければ、再発の可能性は極めて高いと、医師側も認めざる得ないだろう。
まあ、再発だけならまだいいんだけどな、いや、すごく嫌だよ、しかし再発を繰り返す複雑痔瘻はクローン病、痔瘻癌などが隠れているケースがある、今はそうでないことを祈りたい。もはや再発については、正直、感覚的に高いと思っている。