8月7日の診察の詳細

8月7日に病院に行ったのだが、肝心の診察内容をあまり詳しく書けてなかったので備忘録も兼ねて書いておこうと思う。

病院は肛門外科のある総合病院で、痔を専門とする技術指導医が2名在籍する、痔の治療においては申し分のない病院だ。

前の週に事前に電話をしておいたのだが、予約なしの方が早く見てくれるとのこと、時間は遅い方が待ち時間が少なるとのこと、だったので受付終了の30分前ぐらいに受付に行った。待ち時間は30分ぐらいだったと思われる。

ちなみに、この日は凄腕のベテラン医師(技術指導医)の外来の日。だからあえてこの日を選んだ。

診察1

まず、3週間ほど前から肛門の右側が痛いこと、シコリのような腫れがあること、2年以上前から同じ場所に違和感やたまに痛みなどはあったが、今回は咳をするのも痛く歩行も困難といった強めの痛みということ、ただしここ2日ぐらいで痛みは少しマシになっていること、を伝えた。

とりあえず診察台に移動して触診をすることになった。ベテラン医師は指を入れてすぐさま痔瘻だと判断した模様。腫れに沿って筋のようなものがあるらしく、これが痔瘻の特徴のひとつらしい。俺は、肛門内は指を入れられるだけで痛い旨と、腫れを外側から触られるぶんには痛くない旨を伝えた。

さらに、病室には若手の医師もおり、若手医師により再度肛門に指を入れ念入りに診察。多分これは勉強のためもありそう。痛かったけど医療に貢献できるのなら本望だ。

そして診察席に戻り詳しく説明を受けた。やはり痔瘻である可能性が高いとのことで、むかし痔瘻根治手術をしたた場所からの再発、もしくは別のところから新たに痔瘻になった可能性があり、可能性としては後者の方が高いとのこと。あるいは、もしかしたらむかし痔瘻根治手術した場所の一部に病変が残っており、それが外側に向かって広がってきている、つまり肛門内とはつながっておらず痔瘻ではない可能性もあるとのことで、もしそっちならラッキーだね、とのこと。

治療方針としては、肛門の左右に二次口らしいものがあり、過去にシートン法で手術した経験があることから、今回さらにシートン法を二カ所でやると肛門括約筋が緩む可能性があるとのことからくりぬき法(括約筋温存術)で手術した方がいいとのこと。

ちなみに癌とかではないですよね?と聞くと、それはないとのこと。

また、便が細い旨も話すと、むかし痔瘻根治手術した部分が固くなっておりそれが原因ではないか、とのこと。ちょうど直腸を囲うような部分なので柔軟性がなくなっているとのこと。これは一生治らないんですか?と聞くと、体が適応して治る可能性はあるとのこと。しかしまあ、前回手術したの12年前なんだよな…

ここで、くりぬき法が得意な医者がいるのでバトンタッチするとのことで、いったん診察室を出ることに。ちなみに、俺が不安そうな顔をしていると「その医師、くりぬき法では日本で10本の腕に入るぐらいの凄腕だから大丈夫だよ」と言われ少し安心した。

そして診察室の外で30分ほど待って再度診察室に呼ばれた。

診察2

診察室に入るとさわやかな風貌なイケメンの医師がいた。

診察1で伝えた内容プラス、肛門の左側も4年ほど前から腫れと血膿がしつこく繰り返されており、3年前の受診では粉瘤との診断だった旨も伝えた。

「今日一日で何度も何度もごめんなさいねえ」などと言われつつ診察台に移動してこの日3回目の触診。指を入れて2秒ぐらいで完了。痛みはこの日の触診で一番小さかった。

診察席に戻り説明を受けた。痔瘻の正確な位置を確認したいので来週MRIで検査しようとのこと。17日に予約。朝早めの時間を提示されたがこちらの顔色を見たのか「もっと遅くしときましょうか(笑)」との気遣いで、朝遅めの時間となった。信頼できそうな医師だなと思った。

これでようやくこの日の受診は終了。

 

あれだな、過去の経緯も書かないと所々なんの話かよく分からん文章になってしまったな。まあその内また時系列を整理してちゃんと書きたいと思う。と言いつつ結局めんどくさくて書かないかもしれないけど。