田舎の24時間営業のスーパーっていいよな

銀行で金をおろしたかったので夕方には起きたかったのだが、ようやく布団から出れたのは21時を過ぎていた。

しかし昨日も書いたように、アルバイトの応募を断念する代わり、今日から毎日5時間以上の外出せねばならない。

布団から出てトイレに籠っていたらあっという間に22時が来てしまった。腰が痛いし腹の調子も悪いしアナル周囲の調子も悪い。しかし俺はサクッと飯(台所には父親は居ない)を食って、鞄を持って22時30分ごろに家を出た。

ちなみに途中3回ほど引き返した。忘れ物だ。スマホ、タオル、水、ビタミン剤などは忘れがちなので注意が必要だ。

まず俺は駅にむかった。歩いて10分ほど。到着すると改札の前で一応財布を取り出して切符を買うふりをしてみた。予行演習完了。そのまま来た道を引き返した。

次に駐車場に行った。車に乗って前々からメドをつけていたラブホテルに向かった。このラブホテルはいつも清掃の求人を出している。人手不足なんだろう。俺でも雇われるかもしれない。30分ほどで着いた。田舎のラブホテル。まあここに応募する可能性は低いと思うが。

次に昔よく散歩のコースにしていたところに行った。車で20分ほどのところ。非常に見晴らしがよくて景色の綺麗な場所で、昔会社を辞めて気分が落ちていたときなどに一人でよく散歩しに行っていた。

ちなみに、その前に不吉な感覚が湧いてきて強迫行為として意味もなくある場所(行くには結構な時間が掛かる)を迂回しようと思ったのだが、断念した。なぜなら、散歩コースの側には駐車場やバス停があるのだが、そこに広くて綺麗な無人の待合室があってそこにはトイレもある。そしてその待合室は時間が遅くなりすぎると、おそらく0時ごろになると閉まる。つまり、迂回などしたら到着が何十分も遅れてしまい間に合わなくなってしまうのだ。ここでも強制力の大切さを感じた。たぶん時間が無尽蔵にあれば俺は無尽蔵に論理的には何の意味もない何のためにもならない強迫的な行動を延々とやるはめになるのだろう。

話しを戻すと、俺は散歩コースに着いた。時間は23時半ごろ。風がずいぶんと強かった。やはり見晴らしがよくて景色は綺麗だった。しかしずいぶんと変わっている部分もあった。まず駐車場が20分しか無料じゃなくなっていてた。昔はずっと無料だったのに。待合室も別の施設(クリニック?薬局?)に変わっていて当然閉まっていた。昔に来ていたときはこの駐車場と待合室を起点に散歩をしていた。

これじゃ散歩もできないやと思い車に乗り込み来た道を戻ろうとした。しかし、昔はなかった気になる異常に大きな建物があったので何の施設か確認するために寄ってみた。どうせ閉まってるだろなと思いつつ。するとなんとスーパーだった。しかも開いていた。

俺はスーパーの中を散策することにした。深夜のスーパーは良い。人が全然居ないから。どうやって採算をとっているんだろうとか思う。しかもこのスーパーは異常に広い。品ぞろえも満載。そしてよく見ると安い。閉店時間が気になったので思い切って店員に聞いてみたところ24時間営業とのこと。なんだこれは!最高の場所を見つけてしまった!

俺はそのスーパーに車を止めてそこを起点に昔懐かしき場所を散歩しまくった。もちろんスーパーでいくつかの買い物もした。たった120円ほどで大きな飲むヨーグルトが買えたのでそれを飲みながら散歩した。正直、5時間も何をしようかなやんでいたのだが、ここならいくらでも時間が潰せれる。

しかし、一人ではなく誰かと時間を潰したいなとふと思ったりもした。見晴らしの良いロケーション、高台だからか吹き荒れる強風、丁度良い気温、深夜の人けのない巨大なスーパー、こんな雰囲気の良い場所俺一人じゃもったいない。

あっという間に時間は過ぎ、家に帰ったのが深夜の4時ごろ。