何度も引きこもり脱出の糸口を掴んでは離してきた

思考が停滞すると散歩か風呂に入るとマシになる。停滞していた思考が流動しだすことがあるので。

ちなみに、引きこもっていると思考がよく停滞する。というか思考が停滞しているのがデフォルトになってくる。

ブログを書くときはある程度思考が流動しているときの方が捗る。

しかし今は停滞している。

では、散歩か風呂に入ろうか?

いや、せっかく毎日ブログを書いているのだから、思考が停滞しているときと流動しているときで、それぞれどのような記事になるのか自己実験するのもいい。

だから今から書くことにする。

 

ずっと引きこもり脱出を先延ばしにしている。

引きこもりのままだと詰むのは分かっている。この状態は一見停止しているだけのようだが悲劇の方角に驀進している。これは今までも何度も書いたな。

この状況を打開するのために進める道はいくつかある。これも分かっている。負荷の小さそうな非正規労働をする、職業訓練を受ける、支援課に行く、精神科を経由して作業所に行く、社会的支援を受ける、自営で稼ぐ、理解のある恋人をゲットして養ってもらう、自殺する、ホームレスになる。まあ色々ある。まあここら辺はまた今度まとめて詳しく書くか。

それでまず、どれを選ぶかなのだが、俺は負荷の小さそうな非正規労働からやろうと思っている。もう2、3年ほど前からずっとそのようにTwitterでも呟いている。

しかし、未だに引きこもりのままだ。先延ばし…口だけ野郎…臆病者…である。

ちなみに、過去にいくつか、そのための糸口もあったのだが、その都度、俺は結局最後の踏み出しまでは行けず終わってきた。今からそれらを振り返ってみようと思う。

 

とりあえず負荷の小さそうな非正規労働から始めれば、と目論んだのはよかったのだが、やはり長いブランクからか、俺は労働が恐ろしくてずっと悩みあぐねていた。

そんなとき、2021年の正月頃だったかな、Twitterフルキャストという派遣サイトを教えてもらった。一日限りの労働であれば何とかやれるのでは?と、ほんの少しだけ希望が見えた。

俺は登録することにした。まあ結局これも2月まで先延ばしにはなったのだが、無事フルキャストに登録した。たしか最初の1、2週間ほどは毎日仕事の案件をチェックしていた。しかし結局応募はできず。まあ、ハナから応募する気はなく、案件チェックをするだけで何かやった気になっていたんだろうな。そのうち案件チェックすらしなくなった。

こうして俺は掴んだ糸口を離してしまった。

2021年の春ごろ、それでも俺は働かなきゃという気持ちがあったのか、労働用の服を買いに行った。引きこもりになって40キロほど太ってしまい、ボロボロになった部屋着ぐらいしか入る服がなかったので。

ホームセンターで1000円ぐらいのチノパン買った。ちょっとキツメだったけど、まあこれから痩せるつもりだし、これでいいや、と思った。しかしこれも結局買っただけでオシマイ。買っただけで満足。その後、痩せるどころか太った。

また掴んだ糸口を離してしまった。

2021年の夏ごろ、それでも俺は働かなきゃという気持ちがあったのか(いや、ねーだろもう)、労働の準備としてコロナワクチンを打つことに決めた。これもまた先延ばし癖で予約までに数週間かかった。本当に怠け者だ。言い訳すると、不吉さへの強迫観念もあってか、予約日にやたらと拘ったり、一旦予約しては取り消してを繰り返したりしていた。

それでもまあ無事予約できて、9月に一回目、10月に二回目の摂取を終えた。そこで、さあ、もう準備はそろったぞ、労働しよう!となるはずだったのだが、俺はしなかった。クズ野郎である。

また掴んだ糸口を離したのだ。

このように、何度も糸口を掴んでは離す、ということを繰り返している。いや、そもそもあれらは糸口ではなかったのかもしれないが…

俺はいつまでも“○○をしたら働きだそう!”というのをやっているな。

ちなみに、もし俺が今後引きこもりを脱出できたとしたら、後から、あれらもある種の心理的準備のための儀式として必要だったのだ、とか言えるかというと、たぶん言えないだろな。なんであんなにダラダラと時間を無駄にして後回しにしていたんだろう、なんであんなにビビっていたんだろう、なんであんあに拘っていたんだろう、となるのは見えている。

しかし、未だに最後の踏み出しまで行けないでいる。現在2022年の4月末。

これまで、糸口を掴んでは離して、を繰り返してきただけだ。

 

冒頭に少し話を戻すと、思考は書き始めは停滞していたが、書き終わる頃には比較的流動しているようだ。