引きこもりが金欠と孤独をどうにかする方法

引きこもりという状況から生じる問題は二つ。金欠と孤独。つまり引きこもりという状況をどうにかしたいということは、この二つをどうにかしたいということでもある。

まず金欠をどうにかする方法は、

  • 労働する
  • 自営
  • 投資
  • 経済支援を受ける
  • 養ってもらう

など(合法的なものに限定すると)が考えられる。

労働は、正社員、アルバイト、派遣、日雇い、などがある。最初から正社員の求人を狙うのも有りだが、ブランクのある引きこもりならば簡単そうなアルバイトや派遣、日雇いから慣らしていき、もし意欲が出てきたのなら正社員を目指すというのも有りだ。あるいは市町村の引きこもり相談窓口などに行けば就労までの支援、斡旋等をしてくれることもあるらしいので利用してみるのも有りだ。また、心療内科などを経由して就労支援を経て労働復帰を目指すというパターンもある。

自営は様々あるが、素人でもやれそうなものとしてはネットを使ったものが一般的だろう。アフィリエイト、セドリ(転売)、ユーチューバー、などがメジャー。ただしこれにはあまり期待しない方がいいと思われる。なぜなら難易度が高いので。個人がネットで稼ぐには才能がいると俺は思う。それだけで食えるのはごく一握り。他の方法と並行してやっていくのが安パイ。

投資は元資金や知識が必要なのと、リスクもあるので、自営以上に難易度が高いと思われる。五里霧中の引きこもりが手を出すものとは基本的には思えない。戦略的にアーリーリタイヤした人などがやっているイメージだな。

経済支援とは、生活保護障害年金などのことである。福祉に頼るのだ。ただし、障害年金は障害者と認定されておく必要がある。また、生活保護は健常者でも受けれるが、基本的には疾病や障害などでやむを得ず働けないという状態でなければ需給は難しく、ましてや継続的に受給するのは至難。つまり、まずは心療内科などを受診して発達障害精神疾患の診断を受ける必要がある。基本的には、心療内科などを受診→病名が付く→一定期間の通院→障害者手帳取得→経済支援への申請といった、手順を進みようやく受けれる。よって、制度の知識や行動力、交渉力など、それなりの労力がいることも。ちなみに市町村の引きこもり窓口に行けば心療内科などと結び付けてくれることがあるらしい。

養ってもらうというのは、引きこもりという状態が正に同居人(主に親)に養ってもらっている状態である。これが恋人や配偶者に変わるということだ。まあ男性だと難しいだろうな。女性であっても、相手を見つける労力と継続的に関係を維持する労力が必要となってくる。ちなみに、家事、出産、育児などを対価として相手に与えることで半永久的に維持することも可能である。

以上5つのどれか一つ、または複数を駆使することで、引きこもりの金欠の問題は解決すると言える。

どれから始めてもよく、それぞれに向き不向きがあるので、自分ができそうなものからやることになる。

 

二つ目の孤独について書こうと思ったのだが、書くのがメンドウになってきたので今日は止めとく。

 

と言いたいところだが、やはり書く。というかメンドウってほどのことではないな。

まず、先ほどの金欠をどうにかする方法5つのなかの、労働する、経済支援を受ける、養ってもらう、の3つは孤独も同時に解決する可能性がある。

労働は嫌な人間関係もあるが、良い人間関係もある。また、とにかく何でもいいので人との関わりができた方が、引きこもりという完全なる孤立よりはマシかもしれない。アルバイトや派遣、日雇いなどの短時間、短期の労働ならば、あまり人間関係に深入りしないくてもいいケースが多いし、浅くてもいいのでとにかく人と関わることから始めてみるという考え方もある。

経済支援については、先ほども書いたように最初の段階として心療内科などに通うことになるので、定期的に医師と会うことになり、そこで人との関わりができる。悪い(自分とは合わない)医師で逆にストレスになってしまったという話も見かけるが、逆に良い先生で良かったという話も見かける。まあ労働での人間関係と同じで当たりはずれはあるだろう。

養ってもらう、というのはマッチングアプリなどで探すのがいいかもしれない。まあでも男性なら難しいだろうな。とくに歳いってて働いてもない男性は基本誰からも相手にされないと思うから。まあ、女性であっても引きこもりからいきなり異性と交流するのは難しいとは思う。基本引きこもりってのは重度の対人恐怖になってるからな。俺だってたとえ相手が受け入れてくれようが(いや、受け入れてくれるわけないが)今のこの状態で異性と知り合うとか考えられんし。

そして、以上の金欠をどうにかする方法と被っている3つ以外であれば、過去の友人、知人に連絡を取る、ネットやSNSで知り合ってオフ会する、とかがあるな。

まあ前者はかなり難易度高いな。俺なんてとにかく昔の知り合いに遭わないように遭わないようにしているし、怖くてしょうがないし、こちらから連絡とかありえない。

ネットやSNSで知り合って会うのも難しいな。昔引きこもりになる前、趣味関係で会ったことはあるんだが、あまり良い思い出はないし、苦手だな。

まあこれも向き不向きは人それぞれ違ってくると思う。

 

ちなみにここまでを踏まえると俺の場合、まずは「簡単そうなアルバイトや派遣、日雇いから慣らしていき」から始めようと考えているのだが、踏み出せないまま、かれこれ3年ほど経ってしまった。

そもそも、こういう記事は引きこもりを脱出できた人間が書くものなんだよな。まあでも、いいじゃん。