何もできないときの対策

俺はいつも何もできなくなる。停滞する。やらなければいけないことは沢山あるのだろうけど…

やる気が出ない、やる勇気が出ない、何をやるべきなのかわからない、迷っている、などが原因だと思われる。

ひとつ対策を考えてみた。

行動を二つに分ける

何もできない状態になったら、まず、無限にある選択肢を『良い行動』と『悪い行動』のどちらかに分ける。

良さと悪さはグラデーションになっているので明確に分けることができないこともあるが、そこは敢えて無理やりにでも分ける。

また、当然、無限にあるので全てを分けることはできない。そこは自分の意識の中に入ってくるものだけでいい。

リストアップするのもいいかもしれないが、タスクとは若干違う。それは“やらなくてもいいこと”も含まれるというところ。やらなくてもいいけど良い行動というのがある。

ちなみに、良い行動というのは、価値があるもしくは価値があるかもしれない行動ということ。価値とは、問題解決、創造、実験、確認、成長などに繋がるかどうか。

難易度が低いことが何なのか探る

そして、それら良い行動の中から何でもいいのでとりあえず選んでやってみる。

良い行動には重要度、緊急度、難易度、の3つのベクトルがあるが、ここでは重要度と緊急度は度外視して(意識しないようにして)、難易度が低いかどうかだけを基準にする。

難易度が低いというのは、楽、楽しい、簡単、得意、中毒性があるもの。

また、難易度が低いか高いかを判断するには、一度やってみないと分からない場合が多い。

難易度が高いことをやろうとしているときは、面倒くさくて着手できない、着手してもすぐ辞めてしまう、勇気が足りなくて足踏み状態になる、とったケースに陥る。やり始めるあるいはやっていて、これらのケースになり停滞していることに気付いたら、別の行動に切り替える。そうしているあいだにいつかは難易度が低いものに引っかかる。

まとめ

何も手に付かないのなら、無数にある選択肢の中からこれは良い行動でかつ難易度が低そうだと思われることをとりあえずやってみる、あるいはやろうとしてみる。

やってみてあるいはやろうとして、どうも難易度が高そうだと思ったら別の良い行動でかつ難易度が低そうなことに切り替える。

そうしていく内にやれること、つまり良い行動でかつ難易度が低いことが見つかるので、とりあえずそれをやっとく。

これによって、何もせずに時間だけが過ぎていき焦燥感と現在進行形で喪失感が募るのを緩和できるかもしれない。

これはある種の逃げなんだろうけど停止状態や悪い行動を続けるよりはマシかと。