今日は免許の更新に行ってきた。
更新センターに10時ごろ到着。受付に並ぶ。自動検温器で体温が計られているようだ。2、3人同時に計れるタイプのようで、となりの50代ぐらいの男性の体温も見えた。俺のほうが1℃ほど低かった。自分の基礎体温の低さを知った。
受付でもらった用紙に記入した。俺よりも後にきた人たちが颯爽と記入を終えて次に進んでいく。自分のとろさを知った。
俺もようやく記入し終えて進んでいくと、払わなくていいと噂の交通安全協会会費の支払いのコーナーにきた。冊子?のようなものを渡され説明を受ける。「ご協力ありがとうございまーす」と言われてようやく「あ、あのぼ、僕、む、む無職なんで…お金あまりなくて…す、すみません」と断った。自分のコミュニケーション反応速度の遅さとキショクワルさを知った。
視力のコーナーでは、何度か測定しなおしがあったようで、係の人が何やら説明してくれるのだが何を言ってるのかよく分からない。聞き直すと少しイラっとした態度をされた気がして怖気づいた。自分の耳の悪さと理解力のなさ、すぐビビる性格を知った。
写真のコーナーでは、はいさっさと撮りますからねーといった雰囲気に押され、襟を整える暇もなくパシャリと撮られた。自分の気の弱さ、流されやすさを知った。
30分間の講習を受けた。ゴールドなので最短だ。講習の直前に「最後に提出する用紙に名前と日付を書いといてくださいねー」と係員が言った。書こうと思い、カバンの中を見ると無かった。椅子の上にも無く、いつもらったのかも覚えておらず焦った。更新センターにきて3回ほど行ったトイレに置いてきてしまったのではと思い、探しに行くも無かった。それで満を持して係員の人たちに言った。「そんなはずはない!なくなるはずないですよ!」「冊子に挟まってたりするはず」などと言われ探し回る。別の係の人が「あ、ポケットに入ってる!」と言ってようやく発見。事なきを得て講習が開始された。たった30分なのだが、すごくつらかった。ケツの違和感がすごい。とくに右臀部、やはりシコリのようなものを感じるのだ。ようやく終了して免許を受け取る。そこには老け込んだ異常中年男性の顔があった。しかしながら、講習の際に斜め前に座っていた女性が立ちあがったとき妙にセクシーな感じがして、帰りしなに目で追ってしまった。ドキドキした。自分の紛失癖、トイレの近さ、まだケツに問題があること、想像以上に老けていたこと、性欲の強さを知った。
今日は色々と思い知った。たかが免許の更新で。