昨日の夜、昨日の日記を書いていると消灯時間を過ぎてしまい、痛み止めと睡眠導入剤を飲んだのは日付が変わってからだった。
それで気付いたのだが、集中してブログなどを書いているときは痛みがマシになっているんだよな。本来は痛み止めを22時以降飲んでないと痛くて耐えれないのだが、ちょっとズキズキするな、でもまだ痛み止めはいいや、って感じでブログを書き続けていた。
あと、必死にツイートしてるときとか、看護師さんと喋ってるときなども同じ感じだな。
なにかに集中していると痛みは和らぐ。それはセロトニンやらドーパミン、アドレナリンに痛みを抑える効果があるからだろう。
楽しいことをしているとセロトニンやドーパミンがでるが、戦ってるときはアドレナリンやドーパミンがでる。だから集中する対象は必ずしも楽しいことである必要はない。仕事などでもいいのだろう。
痛みなんてもんは生理的なものであって、気の持ち様とかで和らぐものでは断じてない、と思いがちだが、ある程度は和らぐもんなんだな。もちろん、麻酔なしで手術を受けるのは無理だが、ちょっとした痛みぐらいなら忘れられる。
これは不安や強迫観念にもいえることで、なにかに集中していると和らぐ。
なんなら痛みよりもはるかに効果的に対策しやすいのではなかろうか。痛みは、より原始的な危険信号であり、やはりそう簡単に誤魔化せるものではない。それにくらべ不安や強迫観念はまだ誤魔化しやすい。痛みにくらべ、そもそもが殆んど贋であるわけで。
まあ、仕事もしてなくて何にも打ち込んでないと不安や強迫観念は悪化するばかりだわな。
まあ、仕事以外でも、ひとりで何かに打ち込むというのもいいのかもしれないが。そうすると金はどうするってなるし、やはりひとりでずっとやってると、よほど聡明でもないかぎり時間とともにどんどん変な方向に行きかねないしな。てか聡明な奴にかぎってひとりに拘らない。
まあ、ぼっちニートとか、おわってんなと。
ずいぶん前置きが長くなってしまった。手術後4日目の日記を書く。
日付が変わってから痛み止めと睡眠導入剤を飲むも、しばらくスマホを見てしまいすぐには寝れなかった。しかし30分もすれば寝落ちできた。
そして転倒時間の6時に目覚めた。少し睡眠不足だが非常に健康的。
まあ起床後は前日とあまり変わらない。相変わらず痛みと大量の浸出液による不快感はあるものの、ゆったりとした時間が流れていた。
ああ、そういえば日中何度か寝落ちはしてしまったな。数分程度を小刻みに。しかし看護師さんが定期的に巡回にくるからがっつり昼寝はできないんだよな。オナニーもできないし。いやほんと非常に健康的。
まあ「前日とあまり変わらない」だけだと味気ないので、てかこのままだと前置きの方が長くなってしまいそうなので、今回は"入院中の1日の流れ"みたいなのを書いておこうと思う。
起床(6時)
6時ぴったしに点灯して一気に部屋が明るくなる。否応なしに目覚めなきゃという気分になる。
巡回(7時~8時)
看護師が体温や血圧のチェック、痛みなど体調の聞き取りをしにくる。このとき優しい看護師さんだと癒される。
たまに主治医がくることもある。今日はオムツの交換をしているときに突如きたので驚いて「うわっ!」と言ってしまった。動揺して聞きたいこととか聞けなかった。迂闊だった。
まあ、この巡回があるので二度寝せず否応なしに目覚めとかなきゃとなるのかもしれん。
ちなみにこの巡回は1日を通して何度かある。たぶん体温や血圧のチェックは朝昼夕の3回なんのだが、「今日の担当の〇〇です」みたいに自己紹介にくるパターンや、「シャワー浴びました?」みたいな簡単な話をしにくるパターンなど、1日だいたい計5回ぐらいは巡回にくる。以下続く"入院中の1日の流れ"ではそれらの巡回は省略する。
朝食(7時40分ごろ)
看護師がプレートにのせて持ってきてくれる。量はそんなに多くない。パンやサラダ、フルーツ、牛乳など。
ベッドの上で食う。
ちなみに俺の場合、病院貸出しの円座があっても痛くて座れないので、ベッドの横で立って食うか、ベッドの上に膝立ちして食うかだった。
昼食(12時ごろ)
同じく看護師が持ってきてくれる。量は朝食より多め。ご飯、食物繊維、たんぱく質がバランス良く入っているようだ。
シャワー
シャワーは8時半から18時まで使用可。シャワー室は2つしかなく満室になることもあるので、空いてるときを見計らう必要がある。
俺の場合、でも書いたようにトイレで大をした後はシャワー必須なので、18時以降はウンコができない、という緊張感が付きまとった。
夕食(17時40分ごろ)
ボリューム多め。昼飯より多いかも。ご飯、食物繊維、たんぱく質のバランスはいい感じ。さりげなく食物繊維が多い。
まあボリューム多めといってもあくまで入院食なので腹一杯にはならんけどな。それがまたいい。
消灯(22時)
点灯のときと同じく時間ぴったしに部屋が暗くなる。ただし常夜灯のようなものはある。テレビなどは見てはいけない。スマホなどは触れる。
以上。
ちなみに、隙間の時間はスマホや本を見たりベッドでごろごろしてるだけ。
あとは、たまに売店にオムツと尿漏れパッドを買い出しに行くぐらい。
そういえば、初日に看護師が「廊下を歩いたりして慣らしてる人もいます」と言ってたが、とてもそういう気になれんな。俺の場合、痛いだけでなく歩けば浸出液が滝のように滴るから。
そして明日は退院の日。あー、家に帰るの嫌だなあ。その理由はまた明日書く。