何かしなきゃいけないのに何もできないタイプの人間

なーんもしていないし、なーんもおこってない。だから書くことはとくにない。これはある意味幸せなことなのかもしれない。

いまのところは幸せである。

でも、なーんも起こってないってのはいつかは終わる。いつかはなにかが起こる。そのときに気付かされる。なんかしとけばよかったなあ…と。

わかっているけど、なーんもしていない日々が続く。

引きこもりを続けるということは時限爆弾が爆発するのを待っているようなもんだ。両親が重大疾病になり介護が必要になる、あるいは自分自身が重大疾病になる、金欠が訪れて餓死する、気が狂って殺人事件を起こす、こういったことが起こってから俺は気付くのだろうか。なんかしとけばよかったなあ…と。

アルバイトでも何でもいいから収入源があれば何かあったときの足しなる。そこで知り合いでもできていれば相談する相手ができるかもしれない。外に出て色々な場所に行けばもしかしたら恋人を作れるかもしれない。過去の友達に連絡をする勇気が湧いてくるかもしれない。

いつか詰みがくるときに備えて収入源や相談相手は必要。そいうしなきゃ人間は耐えれない。また、いつか詰むときが来るとしてもそれまでの間に何かしたい。人と繋がりが欲しい。これじゃ人生寂しすぎる。

でもなにもしていない。分かっているのに、なにもしていない。俺はアホである。あるいは能天気なのか?

定期テストの勉強はテスト前日になっても一切できなかったし、夏休みの宿題は夏休みが終わって怒られてからやるタイプだった。引きこもりになっても俺は手遅れになるまで何もしないタイプかな。いや、そういうタイプだから引きこもりという状態になってしまったのかな。