俺が市役所に行きたくない理由

今日も書くことがないので日記でも書こうかなと思ったのだが昨日とほぼ同じような一日だったので日記も書く気にならない。

今日こそは市役所に行きたかったのだが結局行けずだった。相田みつお氏の名言に『やれなかった、やらなかった、どっちかな?』みたいなのがあったけど、俺は行かなかったのか行けなかったのかどっちかな。まあどっちでもいいか。なに一つ前進してないって事実には変わりない。

てかもし今日市役所に行ってたらそのことを今から書けたんだよなあ。今日行ってれば、前進もできる、書くネタも沸く、一挙両得だったのになあ。てか毎日毎日なにかしら前進してれば書くネタも毎日毎日わいてくるんだろになあ。

まああれだ、行けなかった言い訳でもするか。

昼夜逆転していて起きた時間が遅かった、父が車を使っていて足がなかった、単純になんかメンドクサかった、一応来週とかでもギリ間に合う、とかかな。

いや、もう一個あって、俺は市役所が嫌いなんだよな。過去に嫌な思いしたから。

5年ぐらい前、たしか所得の申告をしに行ったときの話。当時俺は前年の春までは日雇いに行ったりしてたので微かに所得があった。金額的には余裕で年金等が全額免除等になるレベルだったのだが、若干気になることがあったので窓口で質問しようと思った。

たしか20代の若い女性職員だった。俺が質問するとなんだかハグらかすかのような、メンドクサがるような、対応だった。めんどくせえなぁ…どうせたぶん大丈夫だって…みたいな。

俺はそのとき質問の仕方が悪かったのかと考え、具体例を出して質問し直した。例えばこういう場合はこうなるんですか?みたいな。

するとその女性職員は、いやその糞女は、なんと怒りだしたのだ。そんなこと知りませんよ!みたいな。

既に引きこもりに片足を踏み入れていた俺は弱々しい雰囲気で、すみません…となぜか謝罪をして、気になっていたことを有耶無耶にしたまま不完全な所得申告書を提出した。

しかしやはりどうしても気になったので、帰り際に別の窓口の職員に聞いてみることにした。するとやはり俺が気にしていたことは当たっていた。あの所得申告書では税金に影響が出てむだに損する可能性があることが分かった。

俺は所得申告の窓口に戻った。すると例の糞女がまだいたので、さっきの書いた分はやはり不十分みたいなので明日また提出し直します、という旨を咎めることなく丁寧に伝えた。すると糞女はヘラヘラしていた。なんなんだコイツは…と思いながらも俺は糞女を一切咎めなかった。さっき提出した分を取り消してもらえればそれでいいか…と考えて。

次の日、必要書類を集めて再度、所得申告の窓口に行った。すると前日の糞女がいた。俺はもう別の職員に対応してほしかったので、順番待ちのときに運悪くまたその糞女と当たりそうになったのだが前の人に譲って当たらないようにした。

そして順番が回ってきて、別の職員が俺を対応しようとした瞬間だ、いきなりその糞女がちょっといい?とか言ってその別の職員をどかせて割って入ってきた。自分が対応していた目の前の申告者を放置してまでこっちに入ってきた。そこまでして割り込んでくるとは思わなかった。俺が唖然としていると、すらすらと申告書をチェックして持っていってしまった。建前としては、私が前日の事情を分かっているから、といったところか。しかし前日のミスを知られたくないかのように俺には見えた。そして何の謝罪も、説明もなかった。俺はなされるがままだった。

帰り際、どんどん腹が立ってきた。あのときその場で「あなたは信用できないから別の職員さんに対応してもらいたいんですが」あるいは「昨日あなたが有耶無耶にしたせいで私は二度手間になったんだから謝罪ぐらいしてください」ぐらい言ってやればよかったと思えてきた。

そもそも、最初の対応で何で俺が怒られないといけなかったんだ、と更にイライラしてきた。分からないなら分からないといえや!質問を有耶無耶にして逆ギレってなんなんだよ!その場で上司に聞きに行けとは言わんよ?分からないなら私には分かりかねますので○○課に行けば分かるかもしれませんよとか、色々あるだろ、俺が気が弱そうな雰囲気だったから舐めやがって!と腹が立ってきた。

それ以来、市役所に行くのが怖くなってしまった。行くときは、またあの糞女がいたらどうしよう…とビクつきながら行くというな。情けねえよ。

というか、市役所の職員って当たりはずれが凄まじいよな。まあサービス業全般がそうなんだけどな。そういえば、会社を辞めて間もないときに市役所に行ったときも糞職員だったな。メンドクサソウな態度、高圧的な態度、間違った情報を教えてきてこっちがてんやわんやさせられる、そのときは別の職員に引き継いだとき運よく間違いが発覚したが、危うく損する可能性だってあったのに、そういう奴にかぎって当然のごとく謝罪はなしという。

逆に丁寧な人はびっくりするぐらい丁寧だ。こっちの質問が分からなかった場合も、申し訳なさそうにちょっとそこについては分からないですねー(^^;)○○課に行けば分かるかもしれませんよーとか言ってくれたりする。そしてそういう人にかぎってやたらと知識もあったりする。高低差が凄すぎる。

まあ話を市役所に行けなかった言い訳に戻すと、昼夜逆転、行く足がない、単純にめんどい、あの糞女がいたらどうしようと思ってしまう、というのが理由だな。

それで俺は市役所に行くのを先延ばしにしてしまっているということだ。

ところで、瑠璃星朝寿氏の名言に『やらない理由はよく出ます。いつまでもやらないので、自分の体裁を整えるためにも、ひたすらやらない理由を出し続けなければいけないからです』というのがあるのだが、まさに今の俺だな。