自責よりも他責の方が楽と見せかけてやっぱりしんどいよな

例えば、心が優しくて、自己肯定感が低くて、何でも自分で背負ってしまう人がいるとする。そんな自責ばかりで人生に疲れ果てている人に「あなたは何も悪くないんだよ」という助言が入ったとする。

そうするとその人は一旦は心は楽になるが、その後、問題の原因を他に求めるようになる危険性がある。つまり他責思考になる危険性がある。

俺は最近、自責よりも他責の方が心はしんどいんじゃないのかなーと思うことがある。

自分の能力が低いからこうなったんだ、自分がだらしがないから、自分がバカだから、このように考えるのはとてもしんどいしとてもストレスが溜まる。俺はこのような気質が強く子供のころからずっとこのような思考回路で生きてきた。

しかし最近、親や社会に対して他責的な思考が及ぶようになってきた。自責ももちろんまだまだあるが、他責が増えてきた。

結果、余計に心がしんどくなってきた。

自責してそこで完結して諦めて閉じこもるのはダメだけど、環境や運が悪くても自分が変わることで状況を改善する、どのような改善をすれば良くなるのか、って考えればそれは有益だと思う。逆に他責は原因究明はどんどん進むが解決の糸口が見つからない。

やはり自責の方が良いのかもしれない。ただ悪い方向に考えるのはいけないが。自責をばねにするのなら自責した方が良いよな。

でもまあ俺の場合、よく分からない観念(縁起強迫?)もあって、あらゆることが不快になり忌諱するという、別の方向性もあり、それもくい止める必要があるが。