誤解されて怒られたとき誤解は解いた方がいいのか

昨日、Xに以下のようなポストをした。

これについては昔からそうなのだが、けっきょく何が正しいのかなあと、今更ながら思い悩むところがある。

例えば、昨日の日雇い労働の際にあったこと。

飲食系での洗い場なのだが、左側のシンクにはスポンジで磨く前の食器、右側のシンクには磨き終えた食器を入れる決まりとなっている。

昨日はそんななか、今すぐバットを洗ってくれ!と言われ、左シンクの上に食洗機用ラックが置かれた。俺は急いでそこにバットを乗せた。しかし、ちょうどそのとき、次々と食器が下膳されてきた。下膳の受け取り口はいっぱいとなり、このままだと下膳が滞る。しかし左シンクはまだ食洗機用ラックで塞がっている。俺は仕方なく、ひとまず右シンクに下膳されてきたばかりの磨く前の食器を入れた。一応、自分で見て分かるように、すでにある磨き終えたものとは分けて。まあ、洗い場は基本俺一人でやってるので大丈夫だろと判断して。そして、バットが乗った食洗機用ラックを食洗器に回せば、塞がっていた左シンクが空くので、そしたらすぐに移そう、と思い。

しかしまあタイミング悪くというか、ちょうど、バットが乗った食洗機用ラックを食洗器に回して、右シンクに仮置きしていた磨く前の食器を左シンクに移そうと思ったそのとき、たまたまパートさんが寄って来て、右シンクのそれを見て「あれ、これ磨いてないでしょ?」と指摘された。決して間違ったのではなく、左シンクが塞がってる間だけ一時的に置いていて、これから左シンクに移すところだったわけだが、説明するのは時間がかかるし、冒頭に引用したXポストにもあるよう、言い訳や反論っぽくなりかねない点と、一時的でも決まりとは違うことをしてしまった点なども考慮して、「すみません!」とだけ言って、右シンクに仮置きした磨いてない食器を左シンクに移していった。

このとき、(間違えたわけではなく)こうこうこういう理由でこのようにしたんです!と言った方がいいのかなと、それともそういった事情説明はせず、ただ、すみません!とだけ言った方がいいのかなと、まあ関係性や状況にもよるとは思うんだけどさ、どっちなんだろう、と思い悩むところがある。

先にも書いたが、こういうのは昔からよくあった。

大学のときのアルバイト。これも飲食店だったのだが、仕込み作業において、間違ったやり方をしていると、社員さんから指摘された。それで廃棄が出てしまった。俺はバカなので、ちょっと言われてる意味がよく分からなくて、とりあえず、すみません!と言っておいた。

しかしまあ、たまたま運がよくというか、じつはその仕込み作業をしたのは俺ではなくて他のバイトだったと発覚した。あとから俺に指摘してきた社員さんは謝ってくれた。それと同時に、「つこんぽ君って、ああいう時、自分がやったことにしてしまえるの、すごい!偉い!」と言われた。まあ、たんに言われてる意味がよく分からなかったのでとりあえず謝罪しただけなのだが。

思うに、これってよくないんじゃねーのかなと。この場合はちゃんと誤解を解かないと、責任問題が俺に降りかかってくる。身を守るためにも誤解は解くべきだった。まあ、何度も書くがこのときはそもそも誤解されてること自体よく分かってなかったのだが。

で、話を戻すと、昨日の日雇いの場合はどうなんだろうなと。まあ日雇い派遣という立場上、いちいち言わなくてもいい気はする。

しかし、これがもし、レギュラーのバイトやパート、社員としてそこで働いていた場合、こういうのは言った方がいいのだろうか。いやいや、分かってはいたんです、でもこういう事情でたまたまこうなったんです!と言った方がいいのだろうか。その方が不当に評価を下げずに済むような気もするし、あるいは反って言い訳がましいと評価を下げるかもしれない。どっちがいいのだろう。