昨日の不安事項の結果

今日病院に行ってきた。昨日書いた不安事項の結果を書く。

 

まず外出時の排便について。

朝6時半ごろ起きて朝食をとって7時ごろに無事排便することができた。いつもは出ない時間なのになぜ出たのか?運が良かったのか、気合と意識の問題なのか、よくわからん。気合と意識に関しては生理現象においてはかえって逆効果だったりもするんだけどな。まあとにかく家を出る前に出すことができた。大きさ形も悪くない。

しかし、家を出た瞬間また便意がきそうになった。さっき出したばかりなのに。しかしまあ“家に帰るまではもう出せない”との覚悟を決めていたので、なんとか便意をかき消して持ち応えた。便意がきそうになった時点ではおそらく下行結腸あたりに便があり蠕動運動がはじまっていると思われる。つまり裏を返せばまだ直腸までは便はきていないと思われる。そこで俺は、「蠕動したところで帰るまで便はできないぞ」と腸に言い聞かすことによって、持ち応えることに成功したのだ。

ちなみに、いつもはこの蠕動運動のたび俺はトイレに駆け込む。そして実際に排便する。量は少なかったり軟便だったりする。それで腹の中をデトックスした気になるのだが、それが日に7回もあるともはや病的だろう。体によくない。これがこれまで痔瘻を繰り返してきた原因の一つのような気もしている(医師によると深い部分に瘻管が残っておりそれが再発を繰り返していた原因とのことだが)。しかしまあ、これまで俺は腸に服従しすぎていたのかもしれない。腸が少しでも蠕動運動をはじめる兆しがあれば、俺はそれを受け入れて、迎合して、甘やかす…すると腸はどんどん要求するようになっていった。しかし今回は、我慢しろ、さっき出したばかりだろ、と突き放してみたのだ。おい、蠕動したところで出せないぞ、と強気の交渉を行ったともいえるかもしれない。過敏性腸症候群はこのような腸との対等な対話が大切なのかもしれないな。言いなりになってはいけないという。

そうして家を出てすぐに沸きあがった便意は、腸との交渉の結果、徐々に減退してゆき、家を出て約2時間ぐらい、つまり診察の直前にはほぼ消失していた。

 

次に診察時に先生に聞きたいことをちゃんと聞けるかどうかについて。

まず診察室に入ると問診もほどほどに20秒後ぐらいには処置台に移動して触診とゴムをとる作業がはじまった。不安の一つだったゴムを抜くときの痛みは大したことはなかった。一瞬だけきゅっと痛む感じ。注射より痛くないレベル。

で診察席に戻ると、じゃあ次は1ヵ月半後ぐらいで、傷口が閉じれば完治です、ではお疲れさまでした、みたいな感じでこれまた20秒後には退出させられそうないきおいだったので、「ちょっちょっ、ゴムはどんな感じで通ってたんです?○×△?」と頑張って質問した。すると先生は、治ればええやんけ、なんでそんなこと聞くんや、と言いだしそうな訝し気な顔をした。もちろんそんなことは言わず教えてはくれたのだが、なんかめんどくさそうというか、詳しく説明とかはしてくれんかったな。こっちが聞いたことだけ一問一答で答えてくれるみたいな感じで。しまいには「言っても分かんないと思いますよ(苦笑)」みたいなことを言われたので心が折れた。まあしかし、一応頑張って切り出すことはできたので、今(これを書いている今)は満足している。

で、聞いて分かったことを箇条書きしておく。

  • ゴムはくり抜いた穴すべて(左1つ右2つ)に橋渡しする形で通していた
  • 一次口は後ろ側(背中側)に1つだけ
  • そこから瘻管が腰に向かって深く伸び左右に分岐していた(つまり二次口は2つになっていた)

しかしあれだな、一次口は一つに決まってるでしょ、みたいな感じで受け答えにおいて冷た目だったな。まあ人気の病院なので患者数が半端ないから、そういうスタンスなのかもな。適切に治すことが重要であって患者にそこまで詳しい病状や治療内容を教えなくてもいいでしょみたいな。結構詳しく教えてくれる病院はこっちから聞かなくても教えてくれるみたいなんだがな(人の痔瘻闘病ブログとか見ると)。だからまあ、遠慮しちまって、再発云々については聞けなかったな。