何かしなきゃいけないのに何もできないタイプの人間

なーんもしていないし、なーんもおこってない。だから書くことはとくにない。これはある意味幸せなことなのかもしれない。

いまのところは幸せである。

でも、なーんも起こってないってのはいつかは終わる。いつかはなにかが起こる。そのときに気付かされる。なんかしとけばよかったなあ…と。

わかっているけど、なーんもしていない日々が続く。

引きこもりを続けるということは時限爆弾が爆発するのを待っているようなもんだ。両親が重大疾病になり介護が必要になる、あるいは自分自身が重大疾病になる、金欠が訪れて餓死する、気が狂って殺人事件を起こす、こういったことが起こってから俺は気付くのだろうか。なんかしとけばよかったなあ…と。

アルバイトでも何でもいいから収入源があれば何かあったときの足しなる。そこで知り合いでもできていれば相談する相手ができるかもしれない。外に出て色々な場所に行けばもしかしたら恋人を作れるかもしれない。過去の友達に連絡をする勇気が湧いてくるかもしれない。

いつか詰みがくるときに備えて収入源や相談相手は必要。そいうしなきゃ人間は耐えれない。また、いつか詰むときが来るとしてもそれまでの間に何かしたい。人と繋がりが欲しい。これじゃ人生寂しすぎる。

でもなにもしていない。分かっているのに、なにもしていない。俺はアホである。あるいは能天気なのか?

定期テストの勉強はテスト前日になっても一切できなかったし、夏休みの宿題は夏休みが終わって怒られてからやるタイプだった。引きこもりになっても俺は手遅れになるまで何もしないタイプかな。いや、そういうタイプだから引きこもりという状態になってしまったのかな。

 

引きこもりを傷つけたければ罵倒するよりもアドバイスすればいい

引きこもりってのはとかく世間から馬鹿にされ罵られ白い目で見られる。

『甘えだ!親に申し訳ないと思わないのか!このクズ野郎が!』

病院に行って精神疾患の病名でもあるのならまだしも、そういった免罪符すら無い引きこもりは問答無用で悪とされる。

これは正直辛いことなんだけどまあ仕方がないなと思う部分もある。

病院に行って精神疾患の診断をとり支援を受ける、あるいは働いて自立する、結局はこの2択しかないわけだ。それまでは世間からの理解だとか配慮だとかはまあ無理だろう。これはもう仕方がないと諦めている。

だから罵倒だとか、暴言だとか、そういった言葉は意外とスルーできる。何とも思わないと言えば嘘になるが。

このブログにもそういったコメントが多く来たし、Twitterでも捨て垢からそういうリプライがたまに来る。

最近だと例えばこれとか。

親の介護で詰みまで見えた。行動が遅すぎる。女引きこもりのツイートにいいねしてる暇あるなら何かやれよデブおっさん。詰み確定。もう終わりだよあんた

こういうのはイラッとは来るけど、実はそれほど気にならない。むしろ見返してやるってやる気が出るかもしれない。まあ出ないけど。

 

それよりも昨日書いた記事に付いたブコメがとても嫌だった。というかとても腹が立った。

甘えられるご両親がいて幸せですね。大事にしてあげて下さい。

お前に何が分かるんだよって感じ。

ブコメのユーザーIDから辿っていくと、そこそこの歳(すくなくとも40代以上)の女性だった。

こういう嫌味な書き方をするのなら普通に罵倒するなりされたほうがマシだわ。

なんつーか卑怯だよ。憂さ晴らしをしたいのならいちいち良い人ぶるなよクソババア。

このババアのブログをちょっと読んでみたんだけど、渋谷だかを深夜徘徊してる家出少女のことを気の毒そうに書いていたな。居場所がなくて辛いんだよね…私も家庭環境複雑だったから分かる…救われてほしい…みたいな。

で俺に対しては、

甘えられるご両親がいて幸せですね。大事にしてあげて下さい。

だとさ。

てか俺がもし10代に戻れるのなら、あのとき度胸があったのなら、親に反逆して家出なり深夜徘徊なりしたかったわ。クソが。

つーか昨日書いた記事は旅行についての話であって親がどーのこーのなんて殆ど書いてないんだけどな。母が旅行にでも行けばと言ってくれるだとか、実家に寄生してるので貯金が残ってるだとか、は書いたが。話の流れ上書いただけだ。そう考えると説教にしても的外れなコメントだな。アホなのか?

 

とまあ、あまり感情的になっても仕方がないので何でこんなに腹が立つのかを考えてみた。

糞の役にも立たないアドバイス

つーか世間一般の常識として親は大事にすべきなんてこと解ってるんだよ。俺だってそうしたいよ。

じゃあ例えば、親を殴っている引きこもりは好きで殴ってんのか?自己嫌悪にまみれながらそれでもそれしかできない自分に絶望しながら殴ってるんだろうが!俺は殴ってはねーけどな。

当然ながら引きこもりは自分でも引きこもり状態にあることを良いとは思っておらず、むしろただただ辛いだけだ。好きでこの状態にいるわけではない。俺はこれがダメなんだよな…とか、こうすべきなんだよな…とか、大抵のことは自分の中で何千何万回と自問自答している。

それを事情も知らないアカの他人のババアがドヤ顔で「あなた分かってないみたいだから私が説教してあげるね」みたいなノリで言う。誰でも知ってるような常識をドヤ顔で。滑稽なんだよ。

嫌がらせオナニー善人ズラ

アドバイスって書いたけど、実際にはうっぷん晴らしの嫌味だと俺は思っている。

何度も言うが好きで引きこもってるわけではない。そういう状態の人間に『甘えれてる』とか『幸せだね』なんて言葉をぶつけて何か良い方向に物事が進むと思っているのだろうか?いや、思ってないね。だって憂さ晴らしの嫌がらせなんだもん。ブコメした本人も心に辛さを抱えて生きているんだろう。それを晴らすためにしょーもないブコメをいちいちしてきたんだろう。

だったら堂々と罵倒や暴言、悪口を書いてこいクソババア。善人ズラの常識論を丁寧な言葉で書いてくるな。お前がやってるのは自分の為のただの鬱憤晴らしなんだから。

もっと辛い人もいるんだ理論

これはよくありがちだ。でも言われた側は嫌悪感しかないし、誰も得しない。もし言う側が鬱憤晴らしで言ってるのなら、まあ一瞬はクソみたいな優越感と偽りの正義感を味わうのかもしれんが。

そういえば、俺が会社員時代ボロボロになって日に3時間も寝れなくなって限界が来て、とうとう弱音吐いたとき、父は太平洋戦争の神風特攻隊の話を交えて説教してきたな。

いや、その理論意味ないから。てかキリないからー。

 

とまあこんな感じ。

以上のようなことを、引きこもりに対して嫌がらせとして言うのなら効果は覿面だし、引きこもりをなんとかしてあげたい気持ちで言うのなら逆効果でしかない、ってこと。

 

なんか眠くて好き放題殴り書きになってしまったな。でも夜中から明け型の方が文章書けるんだよな。この記事は汚い言葉や誤解を招く表現がありそうなので後から訂正するかもしれん。

歳食った引きこもりが旅行に行かない理由

暗い顔をしながらただただ停滞してる日々。空回りすら出来ていない。

そんな俺を見て母は「旅行にでも行ってこれば?」と言ってくれる。

働きにも行けない、会って話す友人や恋人もいない、一人で家で欝々としているだけの日々が続く。たしかにパーっと旅行にでも行けば何か気持ちに変化が訪れるのでは、という期待感は分かる。

しかし旅行に行ったところで何も解決しないんだよな。金や孤独の問題から解放されるわけではない。それどころか残り少ない貯金が無くなって余計にメンタルが低下するだけな気がする。

やはりとてもじゃないけど旅行なんて行く気にはなれない。

 

むかしは一人旅なんかもしていた。

しかしそれはあくまで現実社会との接点があってこそ楽しめたのだと思う。

とくにオッサンになってからの一人旅なんかは『社会との繋がり』と『収入源(金銭的な心の余裕)』という担保があるからこそ出来る遊びだ。

まず、仕事や人間関係の喧騒があり一時的にそこから離れるからこそ心地よさを感じれるのであって、社会との関わりが皆無な状態で一人旅をしても孤独感がさらに増すだけだと思う。

そして、何より金銭的な余裕がない。旅行ってのは金はそれほど必要ではなく少量でもいいのは分かる。しかし俺には無さ過ぎる。収入源は無く、残り僅かな貯金だけ、もう金欠のリミットは迫ってる。

 

まあそれでも、敢えてやっみるってのもアリかもしれん。

旅行といういつもと違う行動をすることで何かが変わる可能性もゼロではない。

それに、敢えてリミットを自分から壊せば、つまり残りの貯金を使い切れば、働く気が起こるのでは?という考えもある。

今の俺は、実家に寄生しているうえ、特に趣味もないので年間2、3万円ほどしか消費していない。このペースだと残り僅かな貯金とはいえ、あと数年はもつだろう。しかしもし、親や自分が大病を患うなどすれば当然金は全く足りず一瞬で詰む。という状態…

だったらこの程度の端金なんて無いほうがマシなのでは?逆にこんなものがあるから引きこもりから脱出できないのでは?ケツを叩くつもりで敢えてその程度の端金なんて使いきっちまえ!という考えもある。

 

でもやっぱそんなことできねえよ。てかそもそも楽しめる見込みもない旅行なんて行きたくねえ。

貯金はたとえ少量であっても心の支えになってるだろうし、ゼロになったところで、よし!働こう!と俺はならないと思う。今健康の為に買っているいるビタミン剤やピルクルが買えなくなるだけだと思う。

それよりも心の余裕が更に無くなりメンタルが低下するリスクの方が大きい。

ただ焦燥感が増すだけでやはりケツを叩くことは出来ずそのまま詰む…みたいなことになりかねない。

 

というか旅行の話に戻るけど、収入無し、孤独、このままだと将来への見通しもない、という状態で旅行にいくってのは、まるで人生を終わらすための“最後の心慰み”みたいなんだよな。俺は心慰みにはならないと思うけど。

実際、自殺する前に旅行をする人は多いようで、そういう人をSNSやブログを見ると非常に哀愁が漂っている。例えば、引きこもりライダーさんTwitterなんかは心にくるものがある。他にもいくつかあったんだがちょっと今見つからないのでまた見つかったらここに紹介する。

 

と、以上のことから、俺は旅行には行く気にはなれん。気分転換になるとは思えないし、貯金を使い切って退路を断ってやる気が出るなんてことにもならないし、今んとこ自殺しようとも思ってないし。

もっと若ければ、金があれば、行く気になっていたのかもしれんがな。