満月咲莉花の生誕祭に行ってきた

前回の続きを書く。

東京遠征1日目はビーバイユー満月咲莉花の生誕祭ライブだった。

夕方、開演1時間前ぐらいに会場に到着。複数のアイドルが出演するライブイベントのタイムテーブルなかに生誕祭ライブが組み込まれている形なので、生誕祭ライブ開演までの待ち時間も他のアイドルグループが入れ替わり立ち替わりステージに上がっており、しばらくの間それを観ていた。また、外ではライブを終了したグループから順に物販・特典会も行っており、それも眺めていた。

しかしあれだな、想像以上に観客とアイドルの距離が近くて驚いたな。ライブの客席は学校の教室よりちょっと大きいぐらいの広さで、最後列でもステージから8メートルほどしか離れていない。双眼鏡を持参してきたが必要なかった。

19時50分からビーバイユーのライブが始まった。客席のボルテージがそれまでの他のグループのときより二段階ほど高くなった。「ただ青」という曲、これを聴いたのは6月30日のワンマンのとき以来なのだが、どうやら俺はこの曲を聴くと目頭があつくなるようだ。好きだな、この曲。現状ライブでしか聴けないのが残念。そして、この日の主役満月咲莉花のソロステージがあり、 =LOVEの「絶対アイドル辞めないで」のカバーを歌っていた。この曲は以前からメンバーの諸星めあがぜひ聴いてほしいとSHOWROOMで言っていて何度か聴いていたのでよかった。全く知らない曲を歌われるより知ってる曲を歌ってくれた方が楽しめるからな。そしてこのときも俺は目頭があつくなってしまったな。満月咲莉花は前日まで喉の調子が悪かったようなのだが、それを感じさせないほど素晴らしいパフォーマンスをみせてくれた。アイドルに徹している、カワイイに徹している。彼女なりに曲を解釈して細かな表現にも拘ってるんだなというのも分かった。

満月咲莉花はもちろんカワイイのだが、個人的に彼女に持つ感情は“スゴイ”とか“スバライシ”とかもある。彼女は緻密さと大胆さを両方持ち合わせているように思う。普通、緻密にしようとすればどんどん臆病になる、あるいはメンタルを拗らせ性悪になったりするのだが、彼女からはカラッとした勇敢さのようなものを感じる。もちろん完璧人間などはいるはずもなく、彼女にもたまにぬけている所があったりもする、しかしそれはどれも微笑ましく可愛らしいもので、マイナスにはなっていないという。

「直接会いに来れなくても応援してくれてるだけで嬉しいんだよ、ぜんぶが同じように私の力になってるんだよ」彼女はかなり初期の段階でよくこういうことを言っていた。今は他のメンバーも同様のことを言うことがあるが。在宅でSHOWROOMだけを聴いていた俺はこの言葉に救われていた、と当時に、いつか必ず直接現場に行って金を落とさねばと心に誓った。彼女は以前からこういったこちらが救われるような言葉をよく発する。こちらの心を読まれているのだろうか?もしかして俺に向かって言ってくれているのでは?と錯覚してしまうようなことを言う。

まあ書き出すときりがいないのでここらへんにしとくが、こないだコメントで「ビーバイユーのメンバーについて性格など解説してほしい」との要望があったので書いてみた。しょうじき、言葉で説明するとどうしても陳腐になってしまうので、とりあえずSHOWROOMYouTubeで実際に見てみてほしいと思う。

ライブが終わると、物販・特典会が始まった。今回は前回ワンマンのとき買えなかったオリジナルTシャツとチェキトーク券を買った。満月咲莉花オリジナル缶バッジも買いたかったのだが物販列俺の5人ぐらい手前で売り切れたらしい。こんなことだったらライブ終わってすぐ並んどけばよかった。俺はこういうミスよくしてしまうな。

チェキトーク券はメンバーとチェキ撮影1枚+50秒トークができる。まあ、Xにも書いた通り俺はびっくりするぐらい緊張してしまい、トークはほとんど言葉が出てこなかった。そのぶんメンバーがリードして喋ってくれるのだが、それに対する相槌の言葉すら出てこなかったな。ツーショットチェキを撮影するさいには、メンバーと一緒に手でハートを作るポーズをとったのだが、手がガタガタ震えてしまうのを抑えるのに必死だった。

終了したのは22時ごろ。俺はひとり颯爽と会場を後にした。メンバーの前で醜態を晒した以外は誰とも喋らない一日であった。

スマホで近場のネカフェを調べ、次の日に向けフラット個室にて宿泊した。