そういえば昨日、ケータイに知らない番号から電話がかかってきた。通知された番号は090から始まるケータイ番号だった。しばらく鳴っていたが俺は電話をとらなかった。
何故とらなかったかというと、昔の知り合いの可能性があるから。まあたぶんその可能性はかなり低いとは思うのだが。万が一そうだと絶対に嫌だな、と思い、とらなかった。しかしまあ、重要な電話だったら困るな、でも重要な電話だったら何度もかけてくるだろうし、と自分に言い聞かせてとらなかった。
これをとれるようになるには、自分に胸を張れてるかどうかだろうな。ありがちな言葉を使うと、自己肯定感が高い状態かどうか、ってところか。逆に自己嫌悪が強い、卑屈、な状態ならムリということ。
2種類あるんだよな、胸を張れるかどうかってのは。昨日までの自分と比べて相対的に見て成長できてるか、絶対的に見て社会的地位が高いか、の2種類。この両方が程よく高いか、あるいはどちらか一方がすごく高いか、それでようやく胸張れると思うな、俺の場合。
しかしまあ、これはプラドが高すぎるのかもしれんな。
だから引きこもりになったのかもな、と思ったりもする。
立派な自分じゃなきゃ人と会いたくない…という性格。
けっこう前だが親戚の葬式に行きたくないという記事を書いた。これは従兄弟などに惨めな自分を見られたくないからだった。まあこのときは、けっきょく辛うじて行くことができたんだけどな、それはたまたまであって、行ってなかった可能性も大いにあった。引きこもりになる寸前の時期、友人知人なんかの集まりなんかも行くのがどんどん嫌になっていってたな。友人知人からの連絡を無視するようになった。しまいには近所の人に姿を見られるのも嫌になった。重度の引きこもりの誕生だ。
まあ、先ほど書いた、絶対的に見て社会的地位が高いかどうかという点においては、単に能力が低すぎるから低い、ということもあると思う。だからまあ、能力が低いくせにプライドが高い奴は引きこもりになりやすい、と書いたほうが正しいのかもしれない。しかしまあ、能力が低い奴ほど、卑屈になり、その反作用で悪い意味でのプライドが高くなっていく傾向があるのかもしれんがな。
父親も同じような性格な気がする。同窓会は一回も行ったことがないっぽい。社会的地位が低いから、そんな自分を見られたくないから。やはり能力が低くプライドが高い。引きこもりにはならなかったが、家族以外の友人は皆無で、無職とアルバイトを行ったり来たりしていた。まあ引きこもりになりやすいタイプだと思う。まあ父親は時代が違えば結婚もできてなかっただろうし引きこもりかホームレスになってたんじゃなかろうか。
ああ、そういえば、母親も、いや、母親の場合はプライドが高いというよりも、しかし同じようなベクトルというか…というのも、人からどう見られているか人からどう思われているかを異常に気にする性格なんだよな。だから人に自分や家族のことを話したがらないし、人のそういうことにも首を突っ込みたがらない、これはそれによって自分のほうを聞かれると嫌だから、らしい。
そんな二人から生まれた俺は、その両者の負の気質を引き継いでいる俺は、それはそれは引きこもりになりやすい性格なのかもなあ、と思ったりした。