起床するといつも父親が台所に居るというちっぽけなことで悩んでいる。これからアルバイトの面接などを入れるにしても飯を食わずに家を出る必要が出てくるとか考えてしまう。
しかしこれを言い訳にこのまま引きこもってると破滅しかこない。
たぶんムリヤリでもゴリ押しで面接を先に入れてしまえば、俺は何とかするんだろうと思ったりもする。てか飯を食わずに家を出たっていいじゃないか。何もせずに家に引きこもっているよりはよっぽどいいのでは？
ところで、たぶん今の俺だったら簡単なアルバイトですら採用されないと思う。だって空白期間が長すぎるから。
コミュニケーション能力だって格段に落ちてる。身なりも多分側から見ればちょっと変だろう。こんな違和感の塊みたいな人間を採用する会社は滅多にないだろう。俺が採用者の立場なら出来るかぎり選びたくない人間といえる。選ぶ側としてもリスクがあり過ぎる存在。
とまあ一度も応募すらしていない人間がまた先回りして色々と考えすぎてらあ。
あれだ、とにかく応募したところが一発で採用になることは考えにくい。だから数打ちになる可能性が高い。そう考えると細かなことは気にしてられない。数打ちが始まると多分気にならなくなると予想される。
つまり起床したとき父親がいつも台所に居るという言い訳を含め諸々の心配事は一切気にせずとりあえず応募してしまうべきなんだよきっと。
まあ口で言うのは簡単なんだけどな。
しかしそんなこと言ってたら何も始まらないのも事実。
はぁ…
