俺のような無能は怒られ続けるしかないのだろうか

あーちくしょう!ブログ書くのくそめんどくせえ。

俺は怒られまくってきた。相手から見て怒りやすい雰囲気を醸し出しているというのがひとつあると思う。要はなめられやすい。しかし単純にポンコツだから怒られやすいというのも確実にあると思っている。学年で一番優しい先生に「私が怒るなんてないよ?」と言われたことがあるぐらいだから。

怒られる原因は大抵、単純なミスや遅刻、提出物の遅れ、ボーっとしてるとかだった。

大学時代のバイトも怒られまくった。4年間で総勢数十人はバイトが入れ替わったが怒られた回数が一番多かったのは俺で間違いない。

社会人になってもそんな感じだった。というか怒られるわ帰れないわ休日も返上になるわだった。非常にダメダメだった。

俺は嫌気がさしていた。引きこもりになった原因の一つにもう怒られたくないからというのもあるかもしれない。

ところで、父親を見ていると怒られることを異常に恐れているように思う(あー今の俺と同じだ)。

例えば、父親は家族においては怒られるというよりも注意や意見すらも絶対に受け付けない人間だ。必死に自己防衛をしている。父親が明らかに間違っていたとしても母や俺がそれを指摘すると癇癪を起していた。そして長時間に逆説教をしだすというコースだった。恫喝からの長時間説教コースはかなりこたえるので、母も俺も父親に対しては何も言えなかった。

あーまた父親への恨み節みたいになってきたな、そーいうのは書きたくないんだよもう。

とにかく、家庭内で父親は何かオカシナコトをしても誰からも指摘を受けずにすむ状態だった。そして仕事においても父親は短期離職を繰り返していた。まあ高校を卒業してすぐ入った製造の仕事は10年近く続けたみたいだが。

少なくとも、父親はある日を境に人から怒られや注意を受ける機会がぐんと減ったということ。まあ歳を取るにつれて誰でもそのようになる傾向はあるだろうが、それは成熟が伴ってのこと。父親はとてもじゃないが成熟した大人とは思えないし、マトモな感覚や判断能力を持ち合わせているとも思えない。能力、センス(感覚)ともに欠陥だらけだ。でも誰からも注意されないので改善はおろか酷くなる一方になったという。

書いててふと思った。あーこれは俺のことだ、と。

引きこもりになって誰からも怒られも注意もされていない。まあ母からは、働かないと!とか、ここがダメだ!とか、あーだこうだ苦言は言われるが、母親に対する緊張感はゼロなので大して効いてない。父親とはほぼ喋らない。そして働きにも行ってない。会う友達もいない。だーれも俺を怒らない。注意しない。なんならこのブログのコメント欄も閉じている。まあこれについては赤の他人に注意されたところで聞く気なんて一ミリもないのだが。

まあでも俺みたいなポンコツ人間にとってこれは良くないのかもな。

怒られて注意されてようやくマトモに近づける。それでも平均よりは下なんだろうが。

例えば、大学時代に4年間続けたバイト。ラストの1年は起こられる回数は減っていた。まあミスやトロさは相変わらずだったが、それでも3年以上続ければ恐らくそれなりに成長しており周囲からの信頼もそれなりに得れていたのだろう。これは高校時代の部活も同じだった。顧問に殴らてたり蹴られたりやはり俺が一番怒られていた。非常に辛かった。しかし3年生になる頃には、つこんぽを見習えみたいな感じで俺が後輩の手本になったりもしていた。

会社員は3年続かなかった。難易度的には部活やバイトの数段上。まあ地獄だった。しかし、もし10年とか続けていたら部活やバイト同様にそれなりに様になっていたんだろうな、とも思う。まあ続けれない理由がいくつかあったので、辞めたことを後悔はしていないが。というか辞めさせられたんだけどな。

あれよりももう少し難易度の低いことをまた3年とか頑張れば様になるんかな。その勇気が沸かないが。あるいは発達障害なりの診断をゲトるために心療内科に相談に行くべきか。その勇気も沸かないな。

まあ甘えてるな俺は。

ちなみに今「甘えてるな俺は」と書いたが「甘えてるな俺は」と書いたところで何の免罪符にもならないということは理解しておく必要はあるな。