最近はyoutubeで2000年代とか90年代とかの曲が気軽に聴けたりする。俺が少年期~若者だった時代によく流れていた曲たち。
しかし20年以上前の曲とかを聴いてもそんなに昔に感じなかったりするから恐ろしいな。知らず知らずの間に歳食っちまったというか。20年前からタイムスリップしてきた浦島太郎が玉手箱を開けて実年齢だけはしっかりと20歳老いちゃってるというか。
まあこういう感覚は多くの人にあるのかもしれんが、俺のように年相応の経験も成長もできてない人間ほどより強く感じてしまうのかもしれんな。
まあ辛いわ。昔聴いてた曲だから懐かしさがあったり一時代を築いた名曲だったりするからそれなりのクオリティーがあったりして一瞬は心地よい気分になったりするのだが、すぐにズドンと悲しい気分になるんだよな。ああ歳食っちまったなあ、貴重な若い時間を捨てちまったなって。
ところで、こういう場合はもう昔の曲は聴かない方がいいのかな?
とか考えてネットで検索してみるとこういうのがあった。
過去を振り返り懐かしく思うのはいいのです。しかし、現実が旨くいかないときに振り返るのはダメです。なぜかというと、心と身体が分離した状態で日々を暮らすようになるからです。
まあ、この質問者は俺と年齢も状況も全然違うし回答者は専門家でもなんでもない素人なのかもしれんが、なんとなく当たっている気はするな。
たしかに昔聴いてた曲を聴いていると「あの頃の年齢にもどれるならもっと違った生き方をしたのになあ」とか訳の分からん妄想までしちゃうしな。んで結局それは絶対に叶わないことなのでまたすぐに辛くなるっていうな。
しかし懐かしさや一時代を築いた名曲のクオリティーによって心地よい気分になることに自体は悪くないんだよな。そのあとに実現不可能な妄想が始まり現実逃避に終始して余計に辛くなるのさえ辞めれば。まあ辞めようって思って辞めれるもんでもないが。「現実逃避してるだけじゃダメなんだ」ぐらいの気持ちは持ちたいところだな。
あと、新しい曲も聴くようにした方がいいんだろな。あるいはノーチェックだった昔の曲とかでもいい。昔聴いてた曲だけで心地よくなろうとするのではなくて、分散させるというか。昔聴いてた曲はやっぱどうしても心地よさだけじゃ済まなくなるからな。今はとくに。まあでも昔聴いてた曲で心地よくなろうとするような精神状態で新規開拓できるかというと難しいところもあるかもしれんが。
なんか“対処法”とかタイトルで書いておきながらこれといって有効な対処法が提示できてないな。タイトル詐欺すまそ。
まあまとめると、
- 懐かしんだり曲として楽しむこと自体はいい
- 過去に戻るような現実逃避の妄想をして自爆するのがダメであって
- 辛くなるのは現状がクソだからなので現状と未来を変えることを考える
- 新規開拓などして昔聴いてた曲以外に依存先を分散させる
ってところか。